LINE主催の「GAME BOOT CAMP」に参加してゲーム開発してきました!
1月17日(土)〜18日(日)にかけて、株式会社LINE主催のGAME BOOT CAMPに参加してきました!
GAME BOOT CAMP - 現役クリエイターをうならせろ! -
イベントについて
ゲーム開発5年未満の経験者が対象で、1泊2日のキャンプ方式で最大5名で1つのチームを作り30時間の間でゲームを作るというイベントです。 参加は申込者から抽選だったのですが、運良く当選したため参加することに。
会場は渋谷ヒカリエのLINEオフィス27階(!)で、外の景色は眺めがよく会場も広々とした空間でした。
チームは事前に割り振られていて、私はCocos2d-xで申し込んでいたのでCocos2d-xのチームになりました。 事前準備としてチームメンバーとチャットで話しあう時間があったので、うちのチームではChatWorkを使ってゲームアイデア案出しをしたり、フレームワークのバージョンやツール選定などをあらかじめ決めておきました。
当日は10時半から始まって、事前に話し合ったアイデアをベースに具体的に内容を詰めていき、誰がどの部分をやるか担当の分担などをしました。
参加中にイベント開催側の方とお話することがあってチーム内訳を聞いたのですが、 全12チーム中、Unity3Dが10チーム、Cocos2d-iPhoneが1チーム、Cocos2d-xがうちの1チームだったそうで。 こういう系のイベントはやっぱりUnity勢が主流なんですねー。
1日目のお昼すぎあたりで中間発表があり、各々のチームで発表しました。 うちのチームは見せられるものはなかったので、どういうゲームにするか企画案について発表しました。 このとき主催者の方からチーム名決めていいですよ、という話があり、うちのチーム名はゲームアイデアから突発的に「消しピン」に決まりましたw
今回のイベントは参加者の他に、協賛各社からチューターも参加していて審査員やアドバイザーとして関わってくださったのですが、 途中でそのチューターの方たちのプレゼンがあったりして、そういったところも気分転換に楽しめました。
また、食べ物に関してもすべて無料での提供があり、 朝昼夕3食はもちろんのこと、さまざまなドリンクやお菓子など、 とにかく何でもでてきて自分たちで準備するものは何もなかったですw
さらにさらに、遠いところから来た人には宿泊費・交通費補助、Unity3Dの人は有料アセット補助(最大5万円とか…!)までありと、 何から何まで至れり尽くせりでどれだけお金かけてるんだろう…と思いつつ、 参加者にとってはこれ以上ないくらいのおもてなしでした。
GAME BOOT CAMPのためにグッズまで作っていて、 全員に配布されるというぐらい開催側の意気込みでした…!(ありがとうございます!)
開発面においても、チューターの方からアドバイスを受けることができたり、 ゆったりしたスペースの中でチームごとにまとまって一つのテーブルで開発ができたり、 ホワイトボードやら付箋やら用意されていて自由に使うことができたりと、 とにかく開発に集中できる環境が全力で用意されているといった感じで最高の環境でした。
twitterまとめもあるので、こちらも眺めてみると雰囲気とかわかってもらえるかなと思います! GAME BOOT CAMP 関連まとめ #gbc_tokyo
開発したゲーム
うちのチーム「消しピン」が開発したゲームですが、ベースアイデアとしてはこんな感じです。
- 昔懐かしの消しピン(指で消しゴムを弾いて机から落とす遊び)
- スマブラみたいなイメージやシステムで吹っ飛び率とかほしい
- ユーザーどうしの対戦型ゲーム
- 基本は画面から落ちたら負け
- 消しゴムを弾く方法はスマホの画面を消しゴムに見立てスワイプ
- 消しゴムの種類によって性能が違う
- 必殺技が使えたりとゲームならではのド派手なもの
チームは構成は、企画・ディレクション1名、エフェクトまわり1名、プログラマー3名という感じでした。 ユーザー同士の対戦ゲームということで、Photonを使うといいんじゃないかと事前に話し合っていて、 私はPhoton Realtimeまわりを主に担当しました。
ということで、意気込んで開発に入ったのですが…
1日目泊まり込みで2日目も時間ギリギリまで粘ったものの、 結果的には中途半端な状態で最終発表を迎えてふがいない結果となってしまいました。
Photonに関しては、SDKのおかげでだいぶ楽に複数端末での同期処理を実装できましたが、 Cocos2d-xで2日間で仕上げるにはちょっと時間が足りなかったかなという感じです。 いちおう、開発途中のままとなって完成には至らなかったのですが、こんな感じのゲーム画面です。
開発途中のままだと不完全燃焼なので、いちおうストアに公開まではもっていきたいなとは思いますが、 ユーザー同士の対戦ではなくCPU対戦にして出そうかなぁとぼんやり考えてます。 ユーザー対戦を現実的にするには、人数集めだったりPhoton側の制限だったりと、 いくつかハードルがあってストアに公開するのは厳しそうなので。
そんな感じで、2日間30時間のGAME BOOT CAMPのレポートでした! 楽しい時間をありがとうございました〜!